二月二十八日

ようやくホームで勝つことができた。

優勝を意気込んで乗り込んだ今シーズンも、うち以上に補強が成功していた上位チームには厳しい試合を強いられていたから、ここでの連勝にはほっとする。現在5勝7敗の8位。納得はしている。

 

岐阜のニ戦目から五連敗をして、チームの雰囲気もだいぶ落ち込んでいた。

先週の豊田合成戦で負けたときにこんなことを考えていた。発言の機会はなかったが、チャンスがあれば言いたいと思っていた。

 

選手にはそれぞれ値段がついている。

600万円で自分を売った選手、300万円で自分を売った選手。リーグ全体を見渡せば、もちろんそれ以上もそれ以下もいる。

会社も、ブースターも、みんなの家族も、もちろんコーチやおれも、試合に勝ってほしいと思っている。しかし、各節の勝敗は極論を言えばどうでもよい。試合中にどんなに一生懸命応援していても、SNSでどんな酷評をされようとも、その勝敗は一時の感情の揺れや、エンターテイメントの域を出ない。冷静に考えれば悲しい事実だが、そういう商売なので仕方がない。

勝敗に最終的に影響されるのは、各選手の査定額と、あとはチームスポンサーからの支援金額くらいだろう。

勝つチームにお金が集まるのか、お金を集めたチームが勝てるのか。おそらくどちらも間違っていない。

 

おれは、みんな自身のためにどうしても勝ってほしかった。金銭的に決して裕福でない中で、プロとして試合をしていくことを選んだ。今後何シーズン、何試合、何分試合に出られるかがわからない中で、やるべきことはプレーヤーとしての価値を高めていく事の他にはない。どうしても勝てない試合だってある。けれど、その試合の中で、自身のプレータイムを浪費することだけはしてほしくない。自分の価値を上げられる瞬間があるのなら、それに対して真剣になってほしい。少しでもプレーの中に光るものがあれば、それは次のチャンスにつながるかもしれない。

みんなには価値のあるプレーヤーになってほしい。今この世界でバスケットをしながら生活できることが本当に尊いことに思える。

まとまらないけど、今日はここまで。

改めて書き足すことがあれば記事をアップデートしよう。岡田斗司夫もそうしてた。

 

最近、特に考えることが増えた気がする。

書き留めて置かないと不安になるくらい、いろいろな大事なことを毎日感じて考えている気がする。

今更ながら、働きすぎなのだろうか。今更、それを変える気もないのだけれど。

 

 

明日はもう3月か。

 

あったけーわけだ。

 

 

P.S. ジンジャーが回復傾向にあるとのこと、嬉しく思う。ドネーション乗り遅れた…